投票の結果を受けてLinuxカーネルのバージョンが4.0に 43
5.0はいつになるだろうか 部門より
Linus Torvalds氏が先日、Linuxのバージョン番号は大きい(3.20)方がいいか、小さい(4.0)方がいいかとGoogle+で質問していたが、オンライン投票の結果に従ってバージョンは「4.0」となり、Linux 4.0-rc1が公開された(SourceForge.JP Magazine、コミットメッセージ、メーリングリストでのアナウンス、Phoronixの記事、Slashdot)。
タレこみ時点での総投票数は29,539票。得票率は小さい方が56%、大きい方が44%。また、「テスト投稿なので無視するように」という別の投稿にも6,000票以上が投じられ、「Hurr durr I'ma sheep」が63%の票を獲得してLinux 4.0のコードネームに選ばれた。Torvalds氏は「オンライン投票は駄目だ、との避けがたい結論に達した」と述べているが、質問した以上は投票結果を尊重するとしている。
Linux 4.0ではカーネルのライブパッチが可能となっているほか、ドライバーの改善やハードウェアサポートの追加などが行われている。ただし、4.0への移行は数字の問題であり、大幅な変更があるわけではないとのことだ。