中途採用の経歴要件に「オープンソースプロジェクトへの関与」どこまで本気? 115
要件 部門より
IT系技術職の中途採用の要件として、応募者の経歴に「オープンソースプロジェクトへの関与」を求める企業・団体がそれなりにみられる。企業によっては、Linuxのカーネルコードのコミッターであることを求めることすらある。
だが、この「関与」とはどの程度のものを指すのか。バグレポートのメールを送ったことがあればいいのか、ソースコードを寄贈したことがあればよいのか、果てはソースのコミット権をもっていなければいけないのか。その割合は未知数であるが、エンジニアの総数からみてもそれほど高くはないだろう。足切り条件として厳しいものとなるのではないだろうか。
「オープンソースプロジェクトへの関与」を中途採用の要件とする場合、応募者に何を求めているのか。実際にオープンソースプロジェクトへの関与によって転職に成功した方、オープンソースプロジェクトへの関与をしている応募者を採用した経験のある方の意見も含めて伺ってみたい。